面接後のお礼状の書き方

 現在、実務経験を10年近く積んできた30代は、中途採用市場の中では注目株です。それなりの実務経験を積み、尚且つ将来への期待を漂わせる年代ですから、企業は既存の高レベルのスキルを活用できるばかりでなく、企業が望むスキル保有者の確保や近い将来の幹部候補への育成を図ることも可能です。

 このように注目されている30代ですが、最終的な採否を左右する決め手は面接時の受応えや入退室のマナーにあります。30代が注目されているとはいえ、給与面でも注目するに値する高給を用意していることが殆どですから採用そのもののレベルはかつてよりも難しくなっているといえます。そうした中で最終的な合否を左右する面接まで行くということはあと一歩のところまで来ているということです。

 とはいえ、通常は3回程度の面接が課せられることが殆どで、緊張は長く続きます。面接は合否を左右するものであるだけに、人事部長、配属予定部署の部長、時には直属の部下、そして役員等と、企業内の役割によって異なる着眼点を持った面接官によって試験する必要があるのです。

そこで必要となるお礼状

 この時大切となってくるのはお礼状の有無です。面接で表情や受応えについて知ってもらいましたが、ビジネスコミュニケーションではもう一つ重要なコミュニケーションツールがあります。それは文書による伝達です。 これは会話のように表情やジェスチャー等でカバーできないだけに一事が万事となりかねないコミュニケーション手段でもあります。にも関わらずそのスキルの程を自ら進んで知ってもらおうとする行為は一般的には歓迎されるものです。

 しかしそれには一定のルールがあります。このルールを外すと逆効果になり兼ねないので十分な注意が必要です。
そのルールとは 
・A4複数枚にもなる文書は控えること。 
・誤字・脱字には十分気を付けること。 
・口語体と文語体を使い分けること。
・内容は、面接のお礼、入社の意欲と抱負
(毎朝通勤のためのシミュレーションをしています・・・等の軽い意欲を示す事柄等、各1行か2行程度で簡潔に書く。)
・頭語・時候の挨拶(もっとも簡潔な表記のものでいい)、結語は正しい組み合わせで書くこと。 

 等ですが、逆に控えるべきことは、面接時に失敗した場合の言い訳や泣き落とし文句などです。このルールを参考に面接試験のあとには飛ぶ鳥跡を残さず、採用側が思わずつかまえたくなるお礼状を書きましょう。

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