試用期間の目的と、転職者が注意したいポイント

試用期間の目的はこれ

 数多くの企業が試用期間を転職者に対しても設けるのには、もちろん理由があります。この制度には目的があるからです。

 30代の転職者は確かに前職での経験があるのかもしれません。しかし、それがどれほどのものなのかは、実際に働いてもらわなければわからないこと。それを確かめる目的で試用期間が用意されているのです。

 もしかしたら履歴書や職務経歴書、面接での証言に嘘があったかもしれません。企業はそのチェックも試用期間を利用して行っています。そうしたチェックにはある程度の時間もかかることから、多くの企業で数ヶ月間の試用期間が設けられているのです。

 この試用期間中に職場に馴染んでもらう、会社のルールや雰囲気を把握してもらう、仕事を覚えてもらう、こうした目的も兼ねている企業が多いのではないでしょうか。実質、研修期間とも言えるのかもしれません。

 これは試用期間の目的としては不適切ですが、安い給与で働いてもらい、試用期間が終了したら本採用とせずに解雇する、こうした悪徳企業もゼロではないことも覚えておきましょう。そうした目的を持って試用期間制度を用いている企業にはくれぐれも入社しないこと。企業研究の密度が試される部分となるでしょう。

これをしたら解雇されるかも?

 優良企業であっても、転職者側に何かしらの問題があれば解雇される可能性があります。試用期間中の行動や転職活動のやり方には十分に注意しておいてください。

 上で紹介したように、履歴書・職務経歴書・面接の中に嘘があれば、それは解雇理由として認められる可能性が出てきます。採用されたい気持ちに負けて嘘の証言等をしないようにしましょう。

 遅刻や欠勤、これが異常に多い、あるいは無断でそうした行為に及ぶ場合にも解雇対象となることがあります。暴力行為を働いたり、法律に違反するような行為が職場や私生活で見られれば、これも解雇対象となるでしょう。

 企業の機密を他者に漏洩するなどの行為は企業に大損害を与える可能性があるため、これも解雇の理由として妥当であると判断される可能性が高い。その他就業規則を破り、注意されたにもかかわらず繰り返す場合には、やはり解雇されることになると思われます。

 裏を返せば、試用期間中にこれほど極端な行為に及ばなければ解雇されることはないということ。転職後、懸命に働いていれば、まず解雇される事態とはならないでしょう。

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